楊先生のオンラインワークショップ レポート♪
『Let‘s放松(ファンソン)♪~やわらか弓講座』の開催&参加レポートをお届けします♪
天華二胡学院ではレッスンの際に「放松、放松(ファンソン、ファンソン)〜」という楊先生の掛け声が教室から時々聞こえてくることがあります。「放松」の意味は"リラックス"や"力を抜く"を意味する中国語ですが、二胡を弾く時に力を抜いてリラックスすることは、音程の正確性や音色の美しさ、表現の幅を広げることにも繋がり、入門から上級に至るまでレベルを問わず非常に重要なポイントです。
今回は、楊先生のリラックスしながらも強弱のメリハリある演奏の真髄にふれ、普段の練習に活かしていただければと、はじめてのオンラインワークショップを開催しました。
姿勢や弓の持ち方、手の形など様々な角度から力を抜いてリラックスするために必要なコツを、90分間みっちり実演とともに解説していただきました!
【参加したスタッフのレポート】
ちょうど弓で悩んでいたのと、楊先生の初めてのワークショップということで、とても楽しみにしていました。
普段のレッスンでは伸び伸びと一人一人に的確な指導をしてくれるヤン先生。
今回は目の前に生徒が居らず画面越しのレッスンだからか、ちょっと緊張気味の真面目な感じでワークショップがスタートしましたが、内容が進むにつれ、いつもの楊先生の優しさと柔らかさが溢れる講座でした。
まずは椅子の座り方と楽器の構え方から始まり、弓の動かし方、開放弦の練習方法、長弓と短い弓、
ポジション移動、左手の押さえ方、両手配合、速弓、呼吸に至るまで、幅広く濃い内容でした。
楊先生のアドバイスは具体的で分かりやすく、全体的な体の動きから微妙な指の力の入れ方のポイントなど
今まで意識して来なかった部分も沢山あって、とても勉強になりました。
綺麗な音を出す為には1音の中にも色々なコツが盛り込まれているんですね。
まずは開放弦や練習曲で少しずつ自分の物にしていきたいと思います(^^)
慣れないオンラインワークショップを一人で喋り続け完走した楊先生、おつかれさまでした♪
先生の弓の持ち方の説明を聞きながら、画面越しの生徒さん達も簡単な練習曲を弾きながら一緒に持ち方をチェックします。
ワークショップの後半では、生徒達から寄せられたお悩みや疑問に答えるコーナーも設け、より具体的に問題を解決できるように楊先生からアドバイスを受けます。
「例えば、外弦はこのぐらいの力でもしっかりした音を出すことができます〜」と、
力を抜いた状態でも芯のあるいい音を出せるよ、という例を実演してくれましたが、その軽やかさに生徒さんもどよめきました。
今回のワークショップは右手の持ち方や指の置き方がよく見えるよう、上からのアングルや先生の目線からなど、様々な角度からの別カメラの映像を交えながら分かりやすく説明してくれました。
Comments